秋田県の新品種「サキホコレ」、本格デビューは来年ですが本年実施されている先行販売に当店も参加しておりまして、わずかですが入荷いたしました。今年は全国で400トンのみの販売です。
秋田県6年ぶりの新品種で、秋田米の最上位品種と位置付けられている銘柄です。外観・香り・食感のバランスに優れているとも評されますが、なるほど実に悪いところがない食べ飽きのこないお米です。私的には滑らかな舌触りと噛んだ後にじわっとくる甘味が印象に残ります。
サキホコレの詳細は公式サイトをどうぞ。
秋田県の新品種「サキホコレ」、本格デビューは来年ですが本年実施されている先行販売に当店も参加しておりまして、わずかですが入荷いたしました。今年は全国で400トンのみの販売です。
秋田県6年ぶりの新品種で、秋田米の最上位品種と位置付けられている銘柄です。外観・香り・食感のバランスに優れているとも評されますが、なるほど実に悪いところがない食べ飽きのこないお米です。私的には滑らかな舌触りと噛んだ後にじわっとくる甘味が印象に残ります。
サキホコレの詳細は公式サイトをどうぞ。
山口県オリジナル品種の“晴るる”新米が入荷しております。
中山間地向け品種としてデビューして早20年以上。奨励品種選定当時のライバル品種には、のちにデビューする“あきまつり”や“せとのにじ”があります。粒が大きくしっかりした歯ごたえは、最近の人気品種の傾向と通じるところがあると思います。全盛期には「硬い」「粘りが弱い」などと不遇な評価を聞くことも多々あった“晴るる”ですが、もう少しデビュー時期がずれていたら違う展開があったのかも。ちょっと時代が早かったか。
生産地は萩市高佐地区です。今年の山口県は甚大なウンカ被害を被っており予定よりも早めの収穫が行われることも多いようですが、幸いにも今回入荷分ではその影響は感じられませんでした。シラタも昨年に比べれば圧倒的に少なく粒揃い良く、程よい香りに、“晴るる”らしい粒感、食べ応えがしっかり感じられます。コメ自体は昨年産より数段上かと。昨年ほどの酷暑ではなかったこととに加え、生産者の方の尽力によるものではないでしょうか。
山口県萩市の新米コシヒカリの販売を開始しております。本年度の県内産新米としては2回目の入荷となりますが、いよいよ本格的な食味の新米がご案内出来るようになりました。
既に県内産コシヒカリ新米は9月の第1週目に入荷しておりましたが、あくまで早期米ということで、入荷数量も少なく、また若干(かなり?)アオタが目立ち、”早いのが取得”という表現も否めず、販売時の説明が必要な内容のため、店頭でのみご案内しておりました。
ようやく今回の入荷で、香り、甘味、粘りともにバランスよく、外観もつややかな本格的な新米コシヒカリとなりました。産地は萩市佐々並地区です。
ところで今後コシヒカリ以外の県内産各品種も入荷を予定しておりますが、実は山口県内では深刻なトビイロウンカの被害が広がっておりまして、新米のご案内が遅れることになりそうです。
ウンカというのはバッタのような昆虫で、これに吸汁された稲は広い範囲で枯れて倒れる被害が生じ、被害を被った米は出荷できなくなります。ここ数年は毎年のようにウンカ被害のニュースを聞きますが、とくに今年は「かつて経験したことがない状態」と複数の米穀関係者が言っており、まだ全容は判らないものの、かなり深刻な被害が広範囲に及んでいるようです。
全国的な一般紙などではコロナ禍による消費減と過剰な在庫の問題について大きく報じられております。主産地の東日本ではその傾向があるようですが、山口県産米については状況が異なっております。
このため、県内産新米の入荷時期や数量が不確定で皆様にご迷惑をおかけいたしておりますが、来月にはある程度のご案内ができると思いますので、どうかよろしくお願いいたします。